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第1回 エントリーシートの書き方〜基本的なポイント 


エントリーシートは第一印象が勝負!

採用担当者は、まずエントリーシートの全体にざっと目を通す。次の段階へ進めるのは、そこで印象のよかったものだけ。つまり、斜め読みの段階でNGと判断されたものは、じっくりと内容を読んではもらえないのだ。その明暗を分けるポイントは、「読みやすさ」と「基本ルール」。これを意識した書き方ができているかどうかで、採用担当者の受ける印象は大きく変わってくる。自分の強みや熱意を理解してもらうための内容づくりはもちろん重要だが、まずはエントリーシートの役割や作成の基本ポイントをしっかりと把握しておこう。

エントリーシートとは?

 エントリーシートとは、採用試験の申込書であると同時に、応募者を絞り込むための事前選考書類でもある。また、面接の参考資料としても用いられる。エントリーシートの入手・提出方法は企業ごとに異なるため、事前の確認が必要。書式も企業によってさまざまだが、氏名・住所・学歴などの個人情報と、質問に対して回答する質問項目の二部構成をとっている場合が多い。

エントリーシートでは何が重視される?

 企業が求めているのは、「自社に貢献してくれる人材」。そのため、採用担当者がエントリーシートで最も重視するのは質問項目。その回答から「自社の事業や仕事への熱意があるか」「自社にマッチした能力や考え方を持っているか」という点を判断する。中でも出題頻度が高いのは「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」の3つで、三大質問といわれる。その他に多い質問には、「将来ビジョン」や「職業観」、「人生観」がある。これらの頻出質問を重点的にまとめておけば各社のエントリーシートに活用でき、面接にも落ち着いて対応できるだろう。ただし、志望動機に関しては企業ごとに異なるのが当然。転用可能な内容はNGと肝に銘じておこう。

 また、企業には膨大な数のエントリーシートが送られてくるので、採用担当者がそのすべてに隅々まで目を通すのは難しい。そのため、基本的なルールが守られていない、読みにくいといったものに関しては、審査に通らないばかりか読む前に除外されてしまうこともある。第一印象が勝負の分かれ目となることを念頭に置き、次に紹介する基本ポイントを守って作成しよう。

エントリーシート作成の基本ポイント

・ 特に指定がない場合は、黒のボールペンか万年筆を使用する。
・ 丁寧に書く。字の上手下手よりも、丁寧さが重要。
・ 誤字・脱字はNG。わからない字はきちんと調べ、必ず最終チェックを。
・ 修正液は使用しない。必ずコピーを用意し、下書きしてから原本に清書すること。
・ シミ・汚れは問題外。目を通してもらえない可能性もあるので注意。
・ 自分のことは「私」、文章は「です・ます調」で書く。
・ 字数制限を守る。字数をオーバーするのも、少なすぎるのもNG。8割以上は埋めること。
・ 読みやすさを意識する。小さな文字ばかりを書き連ねるのではなく、字の大きさ、行間のバランスにも配慮。
  ウェブ上で書く場合は、改行して読みやすくする工夫を。
・ メリハリのある文章を心がける。冒頭や文中のキーワード・重要部分には太字やアンダーライン、記号を活用す
  ると、読み手にポイントが伝わりやすい。
・ できあがったら第三者に目を通してもらう。間違いや不明な点がなく、見やすくわかりやすいものに仕上がって
  いるかどうか、客観的に判断することができる。
・ 完成したエントリーシートのコピーを取っておき、面接前に内容をチェックする。
・ 提出期限を厳守する。締め切りギリギリではなく、できるだけ早めに提出しよう。