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第1回 面接の種類・順序

面接の種類を理解しよう
エントリーシートや筆記試験などの選考を通過すると、就職活動もいよいよ大詰め。最終関門の面接がスタートする。ただ、面接と一口に言っても、その形式はさまざまで、選考の回数や流れも企業によって異なる。各企業の面接対策をする前に、まずは面接の基本的な種類と順序を知っておこう。
主な面接の種類と概要
企業の採用活動において行われる面接の種類は以下のものが一般的。
【集団面接】
面接官数人と、学生数人で行われる面接。1グループの面接時間が30分程度と短く、したがって1人当たりに割り振られる時間も短い。主に一次面接で行う企業が多い。
【個人面接】
学生1名に対して面接官数名というスタイルで行われる面接。時間は30分前後の場合が多い。採用選考の中盤で行われることが多い。
【グループディスカッション】
5〜10名くらいでグループ分けされ、テーマを与えられ、それについて議論するタイプの面接。議事進行は参加の学生に任せられる。ディスカッションをはじめる前に、司会者や書記、タイムキーパーなど役割を決めて行う。二次面接などで用いられることが多い。
【ケーススタディ】
数人の学生がグループとなって、与えられたテーマのもと、事業のあり方や販売戦略などを構築する。用意された資料やデータを用い、それをベースに戦略を組み立てたり、市場予測をしたりすることもある。二次面接に用いられることが多い。
【プレゼンテーション】
事前、あるいは面接当日に与えられたテーマや課題に対し、自分なりの意見を面接官にプレゼンテーションするスタイル。プレゼンテーション用のソフトウェア(パワーポイントなど)や、事前に自ら用意した図表などを用いて行わなければならないこともある。二次面接時に行われることが多い。
【役員面接】
学生1人に対し、社長や取締役など数名の企業経営陣が行う面接。ここをクリアするといよいよ内定! 主に最終面接で行われることが多い。
また、面接の種類ではないが、次のようなタイプの面接の仕方もある。
【圧迫面接】
面接官があえて威圧的な態度を取ったり、意地悪な質問や反論を投げかけ、その際に学生がどう応答・対応するかを見る面接方法。あらかじめ用意された模範的な回答ではない、受験者の「本音」を知るために行われる。圧迫面接においては、回答それ自体ではなく、感情的になることなく臨機応変に迅速かつ冷静な回答をする「態度」が評価される。主に面接の中盤〜終盤に行われることが多い。
面接の順序
面接は以下のような順序で行われるのが一般的だが、最近では一次面接でグループディスカッションを実施する企業も見られる。また、面接の回数を増やす企業も全体的に増加傾向にある。
一次面接(集団面接が主)
↓
二次面接(グループディスカッション、プレゼンテーションなど、課題を与える方式が主)
↓
三次面接(個人面接が主)
↓
四次面接(役員面接が主)
リクルーター制
面接の形式ではないが、企業の採用選考活動の1つである「リクルーター制」についても知っておこう。
リクルーター制とは、リクルーターと呼ばれる各企業の若手社員が、自身の出身校の就活生と社外で非公式に接触し、一般公募の面接前に学生をある程度選考する制度。商社やメーカー、金融などの人気企業で、優秀な学生を早期から囲い込むために利用されてきた。一時は下火となったが、最近ではトヨタや高島屋など、リクルーター制を復活させる企業が増えている。また、これまでリクルーター制を取り入れていなかった業界や企業が新たに導入するケースも見られる。
対象となった学生にとっては、人事への推薦が受けられたり、詳細な企業情報を知ることができるというメリットがあるが、リクルーターによる複数回の面談(実質的な採用面接)の後、公式な人事面接が行われるため、一般公募の学生より面接回数は多くなる。


