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第2回 痛恨!準備不足のミス


企業研究の「手抜き」は厳禁!

エントリーシートを通過し、筆記試験を突破して、ようやくたどり着くことができる面接選考。「ここからが正念場!」と誰もが気合いを入れて臨んでいるにも関わらず、緊張や油断から、思わぬミスに足元をすくわれるケースが後を絶たない。この「面接の落とし穴」では、そんな先輩たちの失敗を徹底検証! 原因や対策を明らかにしていく。
ここで紹介するのは準備不足のミス。企業研究における手抜きや不備は、ダイレクトに結果に直結する。「志望企業じゃないから」という甘い気持ちでいると、痛い目に合う可能性大!

ライバル会社の商品をベタ褒め!?

 食品メーカーの面接に行ったときのこと。食品業界は第一志望ではなかったので、ほとんど事前準備をしないまま面接に臨んだ。志望動機の質問に、「御社の○○という商品は、私の毎日に欠かせません。他社の商品とは違う○○という点が特に素晴らしいと思います。ですから……」と答えたところ、面接官が苦笑いして一言、「それ、ライバル社の商品なんだよね」。和やかだった雰囲気が一転して冷たいものとなり、その後はもうボロボロ。当然のごとく不採用だった。

〈ここに注意!〉
 第一志望であろうとなかろうと、事前準備は必須。本命企業の面接前に場数を踏んでおくことは必要とはいえ、このケースは相手にも失礼にあたる、やってはいけないミス。
 志望動機はどの会社でも聞かれる基本的な質問だが、だからこそ甘く見てはいけない。「しっかりとした企業研究を土台に志望動機を回答する」という基本を身につけておかないと、志望企業の面接でうまくいかない可能性もある。また、就活本から丸暗記したような模範回答や、他社にも転用できるような説得力に欠ける志望動機も、その時点で面接官に勉強不足を見抜かれてしまうだろう。
 いずれにせよ、企業研究がしっかりとなされていなければ、具体性や説得力のある回答をすることはできないということを肝に銘じておこう。

強気のアピールが逆効果に……

 志望企業の一次面接。事前に企業研究をしっかりとしてあったため、志望理由も自信を持って話すことができ、かなりの手応えを感じていた。最後に、「何か言い残したこと、質問などはありますか?」と聞かれたので、「バリバリ働いて売上を上げ、自分の力で会社をひっぱっていきたいです!」と営業職への意欲をアピール。ところが、面接官から「当社は協調性のある人材を求めていますので、○○さんには物足りないかもしれませんね」と言われてしまった。そういえば、会社の求める人物像はチェックしてなかった……。

〈ここに注意!〉
 企業や職種によって、求める人物像は異なる。どんなに優秀な人材であっても、「自社に合わない人物」と判断されれば採用してもらえない。事業内容や将来性だけでなく、志望企業が個性の強い人物を求めているのか、それとも協調性のある人物を必要としているのか、そこまで調べてこその企業研究。企業のホームページなどで社風や採用情報をチェックし、会社の求める人物像を把握した上で自己PRや志望動機を考えよう。