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第3回 要注意!緊張が原因のミス


「緊張」と「プレッシャー」はミスのもと!

エントリーシートを通過し、筆記試験を突破して、ようやくたどり着くことができる面接選考。「ここからが正念場!」と誰もが気合いを入れて臨んでいるにも関わらず、緊張や油断から、思わぬミスに足元をすくわれるケースが後を絶たない。この「面接の落とし穴」では、そんな先輩たちの失敗を徹底検証! 原因や対策を明らかにしていく。
ここで紹介するのは緊張が原因のミス。程度の差こそあれ、面接に臨む際には誰もが緊張を感じるため、この失敗談が最も多い。対策をチェックして、緊張や重圧に負けずに面接を乗り切ろう!

緊張のあまり、頭の中が真っ白に!

 日程的な問題で、第一志望の企業が最初の面接になってしまい、当日はガチガチに緊張して会場入り。さらに集団面接だったので、他の人がスラスラ質問に答えているのを聞いているうちに、緊張はピークに。自分の番がきたときには頭の中が真っ白になって、考えていた志望理由をすべて忘れてしまった。言葉が出てくるまでに数分かかり、その後もしどろもどろで、面接官に気を遣わせてしまう始末……。場数を踏むことの大切さを痛感した。

〈ここに注意!〉
 面接には緊張がつきもの。それが第一志望の企業ともなればなおさらだ。とはいえ、「緊張に打ち勝つ」ことは難しくても、「緊張を軽くする」ことはできる。そのためには、とにかく場数を踏んで慣れることが一番。最も有効なのは、本命企業の前に他の企業の面接を受けておくことだが、不可能な場合には、大学の就職ゼミなどで行っている模擬面接を受けて経験を積むといい。  また、自分をできるだけよく見せたいと思うのは当然のことだが、それが緊張の原因になってしまっては元も子もない。背伸びせず、「ありのままの自分を伝える」という気持ちで臨めば、プレッシャーはかなり軽くなり、結果にもつながるはずだ。

回答の丸暗記で完璧!のはずが……

 どうしても入りたかった企業の面接。「絶対に落とせない!」という気持ちから、自己PRや志望動機など、言いたいことをすべて丸暗記して臨んだ。ところが緊張のあまり、一度言葉に詰まるとすべてが崩壊。覚えた通りに回答しようと焦るほど文章や話の筋が支離滅裂になり、面接官の顔にも「?」マークが。結局、どの質問にもうまく答えることができないまま面接が終了し、結果は落選。丸暗記なんかしなければよかった……。

〈ここに注意!〉
 特に志望企業の面接で「ミスは許されない」と気負うあまり、このパターンで失敗する学生は多い。言いたいことを暗記するのは、一見いい方法のように思えるが、かえってプレッシャーとなり逆効果。その場で臨機応変に対応することができないため、実際にうまくいくケースは少ない。また、スムーズに答えることができたとしても、いかにも「丸暗記してきました」といわんばかりの回答では、面接官に与える印象もよくない。
 対策としては、前述の失敗談と同じく「ありのままの自分」で臨むこと。「このことを話さなくてはいけない」と面接をマニュアル化して捉えるのではなく、「このことを伝えたい」という自分の熱意に重点を置くことが大切だ。もちろん、話す内容はあらかじめ決めておくべきだが、一言一句すべてを暗記するのではなく、伝えたいポイントや大まかな流れのみを頭に入れておき、面接の場では自分の言葉で素直に表現するようにしよう。