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第2回 夏休みを利用して体験型の業界・企業研究を


インターンシップ以外でも業界・企業体験はできる

目指す業界や企業、職種が明確になるのは、自己分析がある程度進んでから。とはいえ、以前から興味があったり、自己分析の準備段階で関心を持ったりと、何か自分のフィルターに引っかかっているものはあるだろう。業界・企業情報はホームページや書籍などでも得られるが、まとまった時間がとれる夏休みには、実際に体験して生の企業情報をゲットすることをおすすめしたい。その手段としてはインターンシップが代表的だが、商品やサービスを利用したり、店舗に足を運ぶなど、業界や企業を知る方法は他にもある。「まだやりたいことが見つからない」という人も、身近な商品やお店を意識して見てみると、これまで気付かなかった発見があるはず。夏休みを利用して、そんな体験型の業界・企業研究をしてみよう!

店舗に足を運んで観察する

 小売業やサービス業、金融機関などの店舗展開をしている企業なら、そのお店に足を運んでみよう。現場の様子を観察することで、会社案内やホームページではわからない貴重な情報を得ることができる。
 商品やサービス、POP広告(商品・サービスのポイントなどを記載した手作りのポスターやプライスカード)、販売・来店促進のためのプロモーション(ポイントカード・クーポン・キャンペーン・試供品配布・チラシなど)、店内の雰囲気(ディスプレイ・内装)、客層、店員の接客態度などから、「その企業がどんなことに力を入れているのか」を1つひとつ読み取っていこう。
 重要なのは、1社だけでなく、同じ業界の他企業が運営する店舗も見学して比較すること。それにより、他社と異なるその企業の特徴が見えてくる。また、支店や店舗が複数ある場合は、いくつかの店舗を回って調べてみると、その企業が力を注いでいる点がより明確になり、理解が深まるだろう。

商品やサービスを利用する

 企業が提供する商品・サービスの機能性や利点、使い心地、味などの特徴を把握するためには、ホームページやカタログの文字情報だけでは不十分。実際に商品やサービスを利用し、自分の五感を使って体験してみよう。容易に利用が可能なものは、定番商品、新商品、おすすめ商品、ブランド、アイテム別に複数の商品を試したり、同業他社の類似商品も体験してみること。それにより、「その企業が何に力を入れていて、どのように他社との差別化を行っているのか」が見えてくるはずだ。